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疲れの溜まり方と遺伝の関係

疲れの溜まり方は人それぞれ違います。

例えば喉に溜まりやすい方、胃に溜まりやすい方、子宮に溜まりやすい方等。

その方の生活習慣を除いても明らかに溜まりやすい部位があります。肩凝りに関しても日本人は右利きが多いですので右肩に溜まりやすい傾向はありますが、右利きなのに極端に左肩に溜まっている方もいらっしゃいます。

右肩に疲れが溜まりやすい方と左肩に溜まりやすい方の割合は私の統計ですが7:3になってしまいます。

右利きなのに何故左肩に疲れが溜まるのか、喉にだけ疲れが集中している方、同じく子宮だけに疲れが集中している方。

この現象を私なりに考え1つの答えにたどり着きました。

それは遺伝が関係しているという事です。疲れはその方の遺伝的に弱いところに溜まる性質があります。

以前子宮筋腫の患者さんを治療した時は正にそうした状態でした。身体の他の部位にはそんなに疲れは溜まっていなかったのですが、子宮だけには凄い量の邪気(疲れ)が溜まっていました。

そこで考えついたのがその方の遺伝的に溜まりやすい部位をあらかじめ把握しておき、疲れが溜まり過ぎないようにすれば子宮筋腫のような症状も防げたのではないかという事です。

こうした症状は邪気(疲れ)が溜まり過ぎる事で顕在化してくると考えています。あくまで私の見解ですが。

私の患者さんの中には月1回メンテナンス的に来られる方がいらっしゃいますが、その際にはその方の遺伝的に溜まりやすい部位をチェックし症状が顕在化しないようにしています。

患者さんの中に喉に2センチ程の陽性の腫瘍がある方がいらっしゃいますが、ここ5年は大きさも変わらず定期診察の結果も良好です。

このように前もって邪気(疲れ)を取り除けば症状の顕在化は押さえる事が出来るのではないかと考えています。

遺伝的に内在している病気や症状を把握し、病気や症状の顕在化を防ぎましょう。

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