指圧で日本を変える
気療で世界を変える
その当時インターネットという便利なツールがまだ身近なものではなく、神沢先生に関する情報が殆どありませんでした。特にパソコンが苦手な私だからという事ありますが。
そこでテレビ局や出版社に連絡先を聞いてみたところ当然あっさり断られ、先生の著書に載っていた住所を頼りに東京へ行く事にしました。
先生にお会い出来るまで帰らないという覚悟でした。
なんとか南青山にあるマンションまでは行く事が出来ましたが、先生がご不在でマンションの管理人さんにお願いして管理人室で待たせて頂く事になりました。
管理人さんの優しさに今でも感謝しています。うつ病の私は不安でいっぱいでしたので、管理人さんの存在は本当に心強かったです。
初日、2日目とお会いする事が出来ず手紙を書く事にしました。手紙と履歴書を先生のポストに入れその日も諦めてカプセルホテルに帰りました。
3日目の朝携帯に先生から連絡を頂き学校の見学をさせて頂ける事になりました。
その時は本当に嬉くて興奮したのを覚えています。
やっと神沢先生にお会いする事が出来て入学も許可されました。
先生は誠実で優しさに溢れる方でした。それと全然偉ぶらないところに驚きました。これ程の先生が私のような者に気さくにお話し下さる事に感激しました。
うつ病絶好調の私でしたが何か光が差し込んだような感覚になりました。
そしてなんとしてもその光を辿って前に進んで行きたいと決意しました。
後に分かる事ですが、神沢先生を管理人室でお待ちしていた頃、先生は気療塾学院のパリ分校に行かれていました。
私のタイミングが悪かった訳ですがそれも含めて今では良い思い出です。
次回この続きを書いていきたいと思います。
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