指圧で日本を変える
気療で世界を変える
関節炎と診断された方はまずご自分の痛い部分を触ってみて下さい。関節炎ですから炎症が起きて熱を持っていると思われると思います。
しかし殆どの方の関節に炎症等起きてはいません。
痛みイコール炎症と定義付けられた間違った結果だと思います。
当院ではまず炎症していない事をお伝えして納得して頂いてから治療を始めます。
何故かといいますと関節や靭帯、筋肉を指圧するからです。指圧をするという事は解剖学的には炎症を更に進めてしまうのではないかと患者様が不安になってしまうからです。
触診すると判るのですが、関節や靭帯、筋肉に相当量の邪気(疲れ)が溜まっています。
この溜まった邪気(疲れ)が原因です。
ですので炎症等はありません。邪気(疲れ)が溜まる事で起きる痛みなのです。
まずはこれらの邪気を丹念に指圧で取り除いていきます。
特に指等の関節が多い患部は邪気が至るところに複雑に入り込んでいるので肩や腰等に比べて難しい部位でもあります。
私達は邪気(疲れ)を捉えて指圧する事が出来ますが、普通の方は邪気(疲れ)の感覚がないと思います。
その場合は指圧で特に痛みを感じる部位を痛くなくなるまで押し続ける事です。いくら押しても痛く感じなくなるまで根気強く押して下さい。
ある程度時間はかかりますが必ず治ります。ご自分の指ですので指圧するのも楽に行えると思います。
是非お試し下さい。
親指や他の四指に痛みやシビレがあり、酷い方だと感覚がなくなり殆ど動かせない方等もいらっしゃいます。
殆ど動かせない方になると決まってつく病名が関節リウマチです。症状が酷い方だと手術を薦められます。
実際はリウマチの炎症反応はありません。しかしリウマチのお薬を処方される方もいらっしゃいます。
仮に手術をしても100%の完治は望めません。稼働域の制限が残ったり、痛みやシビレは手術前と殆ど変わらないという方が多くみられます。
原因は親指や他の四指の関節や腱に溜まった邪気(疲れ)によるものです。
ですので関節リウマチではないのでお薬を飲んでも治る訳がありませし、手術をしたところで関節や腱に溜まった邪気(疲れ)がなくらない限り症状は改善されません。
こうした方が多い現状をなんとかしたいと思っています。
当院での治療では各指に対して2〜3回の治療で簡単に完治します。
何故完治するのか?その方法を次回書いていきたいと思います。
坐骨神経痛が神経性の痛みではないという事の証明をする事が出来ます。
例えば太ももの後面を30センチに渡ってシビレがあるとします。その真ん中の10センチの治療をするのです。
するとその真ん中のシビレだけがとれるのです。お尻側の10センチと足側の10センチのシビレは残ったままです。
これは何を意味するのかといいますと神経性であれば足側の残り10センチのシビレも同時に取れなければおかしいという事です。
みなさんも経験があると思いますが肘の内側をぶつけた時には指先まで痛みが走ると思います。途中の10センチだけ飛んで痛みが走るといった事はありません。
これが神経性の症状であれば神経の途中だけ痛みやシビレを感じないという事は有り得ない訳です。
坐骨神経痛で来られる患者さんには疲れから来るシビレである事をご理解して頂く為に最初はあえて真ん中だけを治療します。
真ん中だけ痛みやシビレがとれると納得して頂けます。
疲れからシビレになるという事をご理解頂く事で再発の防止にもなります。疲れが溜まって『シビレが出てきたなぁ』と思ったら無理をしない事で簡単に治ります。
症状の軽いうちは無理をしない事で対処して頂ければ治療する必要がなくなる訳です。
痛みやシビレの原因の95%は疲れです。
症状が出たら早めの対処で慢性化を防ぎましょう。
お尻から太ももの後面や側面にシビレが走ると坐骨神経痛と診断されます。原因が不明な場合に特に良く付けられる病名です。
普通は症状名に神経痛とあるので神経性の原因と痛みがあると思ってしまいます。
しかし殆どの症状の原因が神経性ではありません。神経の走行にも関係ありません。
原因は気の通り道(経絡)に溜まった邪気(疲れ)から起こります。
触診すると痛みの経絡上に邪気(疲れ)が溜まり込みそこには小さいツボが存在します。その他に大きなツボ(重要)が存在します。
治療では痛みの走る経絡を大きなツボに溜まった邪気(疲れ)から排出させていきます。
その後に小さなツボに溜まった邪気(疲れ)を丹念に指圧で取り除いていきます。
この方法が今のところ1番効率が良いと思います。
最初の頃は小さなツボも気になって小さなツボから丁寧に取り除いていましたが、途中で大きなツボの存在に気付きそれでは効率が悪い事に気付きました。
より重要度の高い大きなツボからアプローチしていく事で効率良く結果が出せるようになりました。
今でもそうなんですが私の性格的に非効率的な事があまり好きではありません。出来るだけ効率の良さを求めてしまいます。効率が求められる事に関してだけですが。
ですので開業当時の治療回数と現在の治療回数を比べると格段に治療回数が減りました。
これからも治療回数をもっと減らす方法はないものかと日々試行錯誤しています。
1日でも早く1回でも少ない治療回数で完治させる事が治療家としての目指すべき姿ではないかと思います。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
時々犬や猫等の動物の治療をお願いさせる事があります。
私も動物が大好きなので具合の悪い姿を見ると可哀想でなりません。動物は言葉を話せないので余計に心配になってしまいます。
動物にも人間と同じように邪気(疲れ)が溜まります。本当は当たり前の事ですが犬や猫にも邪気(疲れ)が溜まる事に最初は不思議な感じがしました。
肩凝りになっている犬もいます。
胃腸が疲れている猫もいます。
腰が疲れている犬がいます。
全く人間と同じですね。
余計にいとおしく思えてきます。
私のところに連れて来られる動物達はすでに余命1ヵ月の状態の場合が多く、完治までいった例が中々ありません。
動物は言葉が話せない分病気が進行してしまうのだと思います。
愛情を持って飼われている飼い主の方でも早めに気付いてあげる事は難しいのではないでしょうか?
私も犬を飼っていましたので飼い主の方のお気持ちは痛い程わかります。
力になれなかった時には落ち込む事もあります。それでも最後まで愛情を注ぐ飼い主の方の僅かな期待に少しでも答えられたらと思います。
五十肩(四十肩)は一般的にこれといった治療法がありません。痛み止めの注射等がありますが根本的な解決策ではありません。
その為治るまで待つしかないのが五十肩(四十肩)の辛いところです。
しかし当接骨院では五十肩(四十肩)の治療はそんなに難しくはありません。
痛みの原因となっている邪気(疲れ)を指圧で丹念に取り去る事で治ります。
症状が酷い方は肩周りから胸部、肩後面、二頭筋、三頭筋、上腕、手関節、手指に至るまで邪気(疲れ)が入り込んでいます。
このような状態の方は稼働域が下がり肩から動かせない方向が出てきます。
治療はその都度1番痛みを感じる部位から邪気(疲れ)を取っていきます。
五十肩(四十肩)のやっかいなところは、色々な角度に邪気(疲れ)が溜まっているという事です。
その為患者様に腕の上がらない角度をとって頂きその時に現れるツボを指圧しなければなりません。
角度を変えるとツボがあちこちに現れるというのが五十肩(四十肩)の特徴です。
短期間で治すには指圧で邪気(疲れ)を取り去る以外ありません。
『動かさないから余計に固まる』
『痛くても動かさなければいけない』
といったアドレスを良く耳にしますが、症状が軽い方でしたらこの方法でなんとかなりますが、酷い方は痛くてこのような事は出来ません。
症状が酷い方には当接骨院の治療をオススメ致します。
五十肩(四十肩)は歳を重ねるに連れみなさん1度は経験があるかと思います。
私は現在47歳ですが私も経験があります。
五十肩(四十肩)は身体の大きな変わり目の時に起こる現象です。
東洋医学では女性は7の倍数、男性は8の倍数の時にそうした変化が起こりやすいとされています。
五十肩(四十肩)は人によって症状が大きく違います。酷い方は夜も眠れない程痛みがあります。肩だけに限らず手の先までシビレや痛みを伴います。
逆にそんなに酷くない方もいらっしゃいます。私の場合も全く酷くありませんでした。
では何故このような症状の差が出てしまうのでしょうか?
私の見解ですが身体の変わり目までに無理をしたかしないかで決まります。
期間にして10〜30年の間になります。
その間に無理をされた方は症状が酷く出てしまいます。無理をされた分疲れが身体の奥に内在していてそれが身体の変わり目と共に一気に排出されます。
その為痛みやシビレといった症状になる訳です。
疲れの量が多い為に排出されるまで半年から1年程かかってしまいます。これが治るまでに時間がかかる原因になります。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
ようやく長かった冬も春の訪れを感じられるようになって来ました。
みなさんは良く季節の変わり目といった言葉を聞いた事があると思います。
具体的な季節の変わり目は3〜5月の春先と10〜12月の冬前に現れるものです。
これらの季節の変わり目は実際にあります。健康な方は差ほど感じませんが、体調の悪い方には特に現れます。
患者さんの中にも年に二回具合が悪くなったり症状が悪化したりします。
春先の方が辛く感じる方が多いようです。
この季節の変わり目に何が起こっているのでしょうか?
冬前に現れる現象は冬に備える為の身体の防衛反応だと思われます。長い冬に備える為身体の中のこれまでの疲れを一度排出しておこうとする為です。
その為様々な症状が現れます。
春先に現れる症状は冬期間の身体から春から夏へ向けての大きな変化の時であり、この時に同じように冬期間の疲れを排出しようとします。
これらの季節の変わり目での様々な症状は我慢出来る範囲であれば問題はありません。徐々に疲れは排出されて行く為です。
症状が重くお辛い方がいらっしゃいますが、大量の疲れを排出していますので排出までに相当な時間を必要とします。
あまりにお辛い方は指圧で疲れを排出すれば比較的楽に過ごす事が出来ます。
季節の変わり目でお辛い思いをされている方には当接骨院の治療をオススメ致します。
季節の変わり目をあまり感じた事がない方は健康な証拠です。羨ましいですねぇ〜。
目の疲れを訴える方の多くに共通したツボがある事が判りました。
後頭部にある風池というツボです。
このツボを触診すると左右で疲れのばらつきがある時があります。右目の疲れは右側の風池に出ます。左目の疲れは左側の風池に出ます。
解剖学的には右目からの情報は脳内で交差するので主に左側の脳で処理されます。左目も同様です。
解剖学的に考えると右目の疲れが直接右側に反映される事は考えにくいのですが。
それでも何故か右目の疲れは右側に反映されています。
そしてその疲れの左右差でどちらが疲れているのか、視力の悪い方がはっきり判ります。
目の疲れはこのツボが8割以上を占めています。残りの2割は眼球に溜まったものです。
疲れが眼球にまで溜まる方は重症な方です。特に1日中パソコンと向き合っている方に多くみられます。
目を温かいタオル等で温めたりする事は良い事ですが、目からのアプローチで改善出来る疲れは2割しかありませんので、出来れば効果の8割を占める風池への指圧をオススメします。
ちょっと指圧した位では中々効果が出ませんので、毎日コツコツ続けて行く事が大切ですね。
首のツボ3点を指圧してみたところ頭に関する症状の(頭痛、めまい、吐き気、うつ病)8割位治る事が判りました。
残りの2割はそれ以外のツボで完全に治りますが、基本的に首の3点だけで良い訳です。
ですので首の3点のツボは身体の中で最も重要なツボと言えます。
このように最初の頃は私の手に伝わる感覚だけであっちこっち恐る恐る押していましたが、今ではどのツボが重要でどのように効果があるのかがはっきりと判るようになりました。
押すツボの数も極端に減り効率良く治療出来るようになりました。
手に感覚が出た最初の頃は至るところのツボが気になって一生懸命押していましたが、あまりにも効率が悪くとても大変でした。
そこで一つ一つのツボの重要性を確かめながら治療を行う事で少しずつツボの数を絞れるようになって来ました。
試行錯誤しながら徐々に整理されていき、今ではツボの数も減りよりシンプルになりました。
ツボの数が減った事で1つのツボにかけられる時間が増えたので1回の治療で出せる効果が飛躍的に伸びました。
1日でも早くより少ない回数での完治を目標にこれからも感覚と技術の研鑽に邁進します。
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