指圧で日本を変える
気療で世界を変える
どうしても目に見えるもので原因を追求してしまいがちですが、身体にとってはそれが必ずしも正しいとは限りません。
私の手のひらに感じているものはまさに原因そのもので、その原因が西洋医学的には全く理解出来ない領域なのだと思います。
しかし私のしている治療は結果的に東洋医学の本質の部分ではないかと思います。
ですので東洋医学は身体の本質に迫った素晴らしいものだと思います。
東洋医学は現代の医学からするとどうしても下に見られがちですが、身体の本質の面から考えると東洋医学はこれからの私達の健康にとってとても重要なものであると思います。
私が考えるに先ずは東洋医学で健康管理、治療を行いどうしても手術が必要な場合は現代医学での治療にお世話になるのが理想ではないかと思います。
東洋医学も西洋医学も様々な病気や症状には完璧に対応出来る訳ではありませんので、それぞれの特徴を生かした治療を選択出来る事が患者さんにとって最良の医療ではないかと思います。
本当の意味での統合医療の確立を期待致します。
このシビレは脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアとは全く関係がありません。
ですので腰を治療しても良くはなりません。
ここで出て来るのが目に見えない原因である邪気(疲れ)です。
この邪気(疲れ)は未だ一般的に全く認知されていません。その為どうしても解剖学的見地から腰に原因を求めてしまうのです。
シビレは触診すると判りますが相当量の邪気(疲れ)が溜まり込んでいます。それもシビレている部分だけに溜まっています。
この場合も患者さんは腰から来るシビレだと言われているので、腰を治療せず足の方のシビレた部分だけを治療するのには患者さんのご理解が必要になってきます。
シビレ位ですと1回である程度のシビレは取れますので、本当に納得して頂くまでには至りませんが『取り敢えずシビレは取れたけど本当にこんなので治るかしら?』と半信半疑の方が多いのが現状です。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
当院に来られた患者さんで足のシビレを訴える方がおられます。
殆どのみなさんはレントゲンやMRI等での診察をされています。そして一様に脊柱管狭窄症か椎間板ヘルニアの診断名が付けられます。
しかし殆どの場合足のシビレは脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアが原因ではありません。
本当の椎間板ヘルニアでしたら神経に椎間板が触れていますので、少し体勢を変えただけでも激痛が走ります。
この体勢を変えただけで激痛が走る状態が本当椎間板ヘルニアになります。
それでは椎間板ヘルニアと診断された足のシビレとはどういったものなのか?
このシビレは体勢を変えたからといって激痛が走るものではなく、常にシビレがあり体勢によってシビレが緩和する事はありません。
この時点でシビレは神経性のものではないと判ると思います。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
喉仏(甲状腺炎)の邪気(疲れ)を取り除いていくとと胃痛が徐々に軽減されていきました。
これは明らかに関係性があると思い喉仏(甲状腺炎)の邪気(疲れ)を取り除く事に専念しました。
すると結果的に喉仏の治療で1年間苦しんでいた胃痛が治ってしまったのです。
患者さんにはとても不思議がられましたが、私も何故治ったのかは判りませんでした。
このケースも未だに何故治るのかは判っていません。
それから時々喉仏(甲状腺炎)から来る胃痛の患者さんが来られるようになり、それからは安心して治療出来るようになりました。
患者さんによっては『胃が痛いのになんで喉仏を治療するのか?』と疑問をもたれる事もありますが、ご説明させて頂いた上で結果を出すので最終的には納得して頂いています。
やはり結果が1番大事ですからね。
このようなケースは稀ですが何故治るのか?はこれからの私の課題になっています。
胃痛で来院されましたので当然ですが最初は胃の邪気(疲れ)を診ていきました。
しかし胃には全く邪気(疲れ)はありませんでした。
それではという事で小腸を診ていきましたが小腸にも邪気(疲れ)がありませんでした。
こうなるとどこを治療して良いのか判らない訳です。
そこで胃から食道、肺、気管支と診ていきましたが邪気(疲れ)は溜まっていませんでした。
その流れで喉仏(甲状腺炎)の所を触診したところ大量の邪気(疲れ)が溜まっていました。
相当量の邪気(疲れ)が溜まっていましたので、取り敢えず喉仏を治療する事にしました。
しかし喉仏の邪気(疲れ)を取り除いたからといって胃痛が治る確証は全くありませんでした。
他に治療に該当する部位もなかったので、仕方なくではありませんが『もしかしたら?』という思いで治療をする事にしました。
この続きは次回書いていきたいと思います。
何故小腸が原因で胃痛になるのか?
私なりに考えましたが残念ながらこのケースの答えは未だに判りません。
治す事は出来ますが何故関係のない部位が痛むのかを解明するにはまだまだ時間がかかりそうです。
こうした関係性が判らないケースが胃ではもう1つ見られます。
このケースは私も当時は驚きました。
それは喉と胃痛との関係です。
患者さんで胃痛で1年間病院に通っても全然良くならないというものでした。
胃薬と整腸剤を1年間飲み続けたそうです。
普通の胃の症状でしたら治るはずですが全く症状が変わらないというのです。
この続きは次回書いていきたいと思います。
胃痛の場合その殆どが胃に原因があります。
しかし希に原因が胃から来るものでないものがあります。
その1つ目が小腸から来るものです。
このケースを初めて治療した時には驚きました。胃を触診したのですが胃痛になる程の邪気(疲れ)がなかったからです。
胃が疲れていないのに胃痛があるので、どう治療していいか判らずに色々な所を触診してみました。
すると小腸に邪気(疲れ)の塊を見つけました。しかしこの邪気(疲れ)をとっても治る保証はありませんでしたが、ここしか手掛かりがないので取り敢えず指圧してみました。
小腸の邪気(疲れ)が取れるに従って胃痛も無くなりました。
『小腸が原因だったのか』という発見した喜びと胃痛の原因が判ってほっとした気持ちがありました。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
腰が原因でないとすれば何処から来る痛みなのか?
それは膀胱、大腸、小腸等から来る疲れによるものです。
ですのでこれらの邪気(疲れ)を取らないと治らない腰痛という事になります。
この内臓から来る邪気(疲れ)は比較的取り除きやすいものですので腰から来る痛みよりは少ない回数で治す事が出来ます。
では何故内臓の疲れが腰の痛みとなるのか?
指圧してみると判るのですが、内臓を指圧した時に時々腰に痛みのような感覚が走る事があります。
これらの事から経絡(ツボの通り道)が内臓と腰との間に存在し内臓に溜まった邪気(疲れ)を腰に点在するツボが感知していると思われます。
内臓から来る腰痛は稀ですがこうしたケースもありますので、なかなか治らない腰痛の場合内臓の疲労も疑ってみて下さい。
腰痛で来られる患者さんの中に希に腰が原因でない場合があります。
これは問診では判りません。
ですので一般的には腰が痛いイコール腰の治療となる訳ですが、いくら腰を治療してもこの場合当然ですが治る事はありません。
ではどの時点で判るのか?
それは腰を触診した時に判ります。腰を触診した時に患者さんが訴える症状程の邪気(疲れ)が溜まっていないからです。
その時点でこれは腰から来ている痛みでない事が判ります。
当院に来られた時点で患者さんはすでに半年から1年位様々な治療を受けて来られます。
やはり腰が痛いので腰を治療してもらうそうです。しかしこの基本的な考えが当てはまらない腰痛があるのです。
次回はこの続きを書いていきたいと思います。
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